八代、妙見祭が始まります

  羽織袴の武士が先導し、白い狩衣に身を包んだ氏子たちが神輿(みこし)を引く神幸行列。人々を災厄から守り、地元に平安をもたらすことを神様に願い、感謝の気持ちが込められていました。この厳かな行列が描かれた懸け紙に包まれたお菓子「妙見さん」。絵の中央、神輿に乗せられている神様が「妙見さん」で、この和菓子は、ここ八代に十六世紀から伝わるお祭り、「妙見祭」にちなんだ和菓子です。
 
  「妙見さん」は生クリームやバターなど洋菓子の素材を取り入れ、やわらかい白餡をミルクを練りこんだ皮で包み、丁寧に焼き上げたお菓子です。しっとりなめらかな食感を味わっていただけます。そこに熊本県産「甘夏」の柑橘風味を加えることで、さらに食べやすくなっております。
 食べやすいという意味では、細長い形にしているのも、そうです。「割って食べていただくことも多いですから」と、「妙見さん」を育て上げた当社相談役が、食べやすくという気持ちを込めさせていただいたものです。
 

 妙見祭が行われるのは、11月23日です。元は武家のお祭りでしたが、八代は町の中を薩摩街道が通り、参勤交代の島津氏や幕府の役人が宿泊する場所でもありました。港は長崎や中国に向けて開かれており、古くから物資と文化が集積する場所でもあったことから、交易で力を得た町衆・百姓衆たちも加わりはじめ、様々な階層の人々が一体となるお祭りとなりました。城下町の繁栄を今に伝えるものです。祭りの出し物は異国情緒にもあふれ、交流の広さを感じさせてくれます。
 「ガメ」の愛称で親しまれる亀蛇は中国古来の宇宙観を表したものとされ、「獅子」は長崎と交易をした豪商が奉納したもので、いずれも、1600年代に始まった記録が残っています。
 


 雅びな笠鉾に勇壮な神馬。これら日本文化の奥深さを感じさせる出し物の数は四十近くになり、祭りは平成23年に国の重要無形文化財に指定されました。 「お菓子は地元の宣伝係り」というのが、当社・彦一本舗のキャッチフレーズでもあります。和菓子「妙見さん」を創りましたのは、美味しいお菓子を出させていただきたいという思いはもちろんですが、街のお祭りを少しでも広めたい、その思いも込めさせていただいております。
 
  • ★業務用・OEMのご案内★
  • 彦一もなかが紹介されています!
    テレビCM 甘夏とアン テレビCM

    • 彦一もなか
    • 肥後ぐり

    • ★彦一もなか★第20回全国菓子大博覧会 高松宮名誉総裁賞受賞
    • ★彦一とんち餅★第21回全国和菓子大会大博覧会 茶道武者小路千家褒賞受賞
    • ★晩白柚ゼリー★第22回全国菓子大博覧会 三笠宮名誉総裁賞受賞
    • ★このみちや★第24回全国和菓子大会大博覧会 茶道裏千家家元賞受賞
    • ★業務用・OEMのご案内★